ランスのおすすめシャンパーニュ&ワインショップ厳選7店

La Cave Colbert (カーヴ・コルベール)

ランスにはシャンパーニュを買いに来るという方もいれば、せっかくランスに来たのだからシャンパーニュを買って帰りたいという方もいるはず。

ランス市街にあるおすすめのシャンパーニュ&ワインショップ7店を厳選、シャンパーニュの品揃えについて筆者視点でコメントを添えました。

また、シャンパーニュ・ワインを購入するにあたり、知っておきたいことについても触れました。

意外と見落としがちな事柄もあるので、知っておくと役に立つかもしれません。

目次

ランスのおすすめシャンパーニュ&ワインショップ厳選7店

Cave des sacres(カーヴ・デ・サークル)

カーヴ・デ・サークル(Cave des Sacres)
Cave des Sacres(カーヴ・デ・サークル)

ノートル・ダム大聖堂の目の前、正面に向かって右側にある緑色の看板が目印。

シャンパーニュは大手から小規模生産者まで広く取扱いがあります。

絶好の立地で、毎日営業している心強いお店です。

筆者

ランスを何度も訪れる日本人の方には、馴染み深いワインショップでしょう。店員さんにお願いすれば「古酒シャンパーニュ」のリストを見せてもらえます。

Cave des sacres(カーヴ・デ・サークル)

住所:7 place du Cardinal Luçon 51100 REIMS

電話番号:+33 (0)3 26 47 35 89

※クロネコヤマト取扱店

Le Vintage (ル・ヴィンテージ)

ノートルダム大聖堂の真裏、店の前に停まる「Champagne Deutzの自転車」が目印。

店の奥に並ぶシャンパーニュは、大手から小規模まで幅広い品揃えを誇ります。

フォーラム広場にある人気バー「Wine bar」、ウイスキー専門店「Le Vintage Whisky」は、このワインショップの系列店。

ランスで有力な酒販店のひとつです。

筆者

新たな生産者のシャンパーニュも積極的に取り扱っている印象です。個人的には、この店で取扱う初見のシャンパーニュは(面白そうだな!)という期待感があります。

Le Vintage (ル・ヴィンテージ)

住所:3 Cours Anatole France, 51100 Reims

電話番号:+33 (0)3 26 40 40 00

系列店のワインバー「Wine bar by Le vintage(ル・ワインバー・バイ・ル・ヴィンテージ)」については、別記事で紹介しています。

La Cave Colbert(ラ・カーヴ・コルベール)

La Cave Colbert (カーヴ・コルベール)
La Cave Colbert(ラ・カーヴ・コルベール)

ランス市庁舎の正面、コルベール通りに立地。

シャンパーニュは、大手から小規模生産者までバランスの良い品揃え。

スティルワインの種類は多くはありませんが、店主のセレクトが利いたクオリティワインが並びます。

筆者

英語の接客もスムーズなのは、観光客には嬉しいポイント。店主・ギヨームさんの試飲コメント・アドバイスは、わかりやすくて参考になります。

La Cave Colbert(ラ・カーヴ・コルベール)

住所:18 rue Colbert 51100 REIMS

電話番号:+33 (0)3 26 36 21 16

※クロネコヤマト取扱店

AU BON MANGER(オー・ボン・マンジェ)

フォーラム広場そば、青い店構えの「エピスリー・オー・ボン・マンジェ」。

シャンパーニュもワインも販売するボトルは、アリーヌ&エリック夫妻が厳選した小規模生産者のみ。

基本的にBIO(自然派)のボトルです。

ワイン生産者との親交が深く、この店専用に詰めたボトルもあります。

上の写真は、「ルクレール・ブリアン(Champagne Leclerc Briant)」のオー・ボン・マンジェラベル。

店で販売している惣菜・チーズ類、食材も、質が高く美味なものが揃っています。

ワインショップとしての買い物にはもちろん、お惣菜店としてもワインバーとしても使える店。

筆者

特に小規模生産者を好む、欧米を中心とした濃いシャンパーニュ愛好家から、とても支持が高い店です。ランスに来たら必ず寄るという熱心なファンが多い店。アリーヌとエリックは親日家で、フランスで活躍する日本人醸造家のワインも複数販売しています。

AU BON MANGER(オー・ボン・マンジェ)

住所:7 rue Courmeaux, 51100 Reims

電話番号:+ 33 (0) 3 26 03 45 29

ワインバーとしての「オー・ボン・マンジェ」については、別記事で紹介しています。

Les caves du Forum(レ・カーヴ・デュ・フォーラム)

住所の場所に行くと、通り沿いに店の看板だけあります。

敷地の奥へと進み「CAVES」のサインの下まで進み、そばにある地下階段を下りてください(上のインスタグラム動画を見るとわかりやすいです)。

初めての訪問では、少し戸惑ってしまいそうな外観ですが、ここはランス随一の老舗ワインショップ。

ある人気生産者のドメーヌを訪問した時「販売できる在庫はここにはないけれど、カーヴ・ド・フォーラムに行けばあると思うよ」と言われたこともあります。

シャンパーニュは大手から小規模まで圧巻の品揃え、スティルワインはグランヴァンに強い印象です。

筆者

バックヴィンテージのシャンパーニュをお買い得な値段で購入したことが何度かあります。

Les caves du Forum(レ・カーヴ・デュ・フォーラム)

住所:10 rue Courmeaux, 51100 Reims

電話番号:+ 33 (0) 3 26 79 15 15

Trésor de Champagne(トレゾール・ド・シャンパーニュ)

レ・アールの真裏、シャンパーニュ生産者のグループ「クラブ・トレゾール・ド・シャンパーニュ」の実店舗。

グループに所属する生産者の「スペシャル・クラブ(※)」と通常品を販売しています。

店舗内での有料試飲も可能です。

Spécial Club(スペシャル・クラブ)…一般的なボトルよりも、ボトル下部が幅広の専用ボトルに詰められたシャンパーニュ。専用ボトルのシャンパーニュは常にヴィンテージ(単一収穫年)で、グループに所属する生産者が自社ブドウを用いて自家醸造したものに限る。

筆者

レ・アールの真裏という、知らないと見過ごしてしまいそうな場所にありますが、シャンパーニュをあしらった内装の素敵な店です。スペシャルクラブのボトルはもちろん、トレゾール・ド・シャンパーニュのメンバーの生産者の通常品も購入可能です。

Trésor de Champagne(トレゾール・ド・シャンパーニュ)

住所:2 Rue Olivier Métra, 51100 Reims

電話番号:+33 (0)3 26 48 28 42

Plus de Bulles(プリュス・ド・ビュル)

筆者

欧州のシャンパーニュ・ファンには有名な、ネット通販のシャンパーニュ専門店「Plus de Bulles」の初の路面店です。ボトルだけでなく、グラスなど関連アクセサリーも販売しています。オープン直後に立ち寄った際に「試飲レッスンなど、イベントも充実させていく予定」とお店の方が話していました。

Plus de Bulles(プリュス・ド・ビュル)

住所:4 cours Jean-Baptiste Langlet REIMS

電話番号:+33 (0)9 75 83 70 59

ワインショップで買い物をする時に知っておきたいこと

クレジットカードは、ビザ or マスターを忘れずに

シャンパーニュ・ワインを買いに行く時、クレジットカードは、VISA(ビザ)またはMASTER(マスター)のどちらかを必ず携帯しましょう。

これはワインショップに限らず、フランス旅行全般に言える話ですが、ビザかマスターのどちらかは必ず携行することを強くおすすめします。

フランスはほとんどの店で、クレジットカード支払いが可能ですが、日本ではメジャーでも、フランスでは使える場所が少ないことがあります。

ランスで使えるクレジットカード(※筆者の経験に基づく):

  • 〇 Visa(ビザ)…問題なく使えます。
  • 〇 Master(マスター)…問題なく使えます。
  • △ American Express(アメリカン・エクスプレス)…使える場所は限られています。
  • ✖ Diners(ダイナース)…アメックスが使える店でも使えなかった経験が数度あります。
  • ✖ JCB(ジェイ・シー・ビー)…シャンパーニュ地方で使えたという話を聞いたことがありません。
筆者

アメリカ人観光客は「アメックス」で、日本人観光客は「JCB」で、「支払いができない!」と困っている方をよく見かけます。意外と見落としがちなポイントなので、気を付けてください。

購入したボトルをどうやって持ち込むか問題

「送る」または「持ち帰る」。

どちらにしても、購入したボトルをどうやって日本に持ち込むか?という問題にぶつかる方もいるでしょう。

送る場合は、クロネコヤマト取扱店で買い物をすることをおすすめします。

持ち帰る場合は、1~2本なら問題ありませんが、まとまった本数を買う方は、ワインを運ぶためのバッグやキャリーなどを準備した状態でワインショップに行く方が良いでしょう。

筆者

ワインショップで買い物をしたい方は、日本の感覚よりも長い時間を予定に組み込むことをおすすめします。買いたいものがすぐに決まり、さっと購入できることもありますが、発送のための申込用紙の記入やレジの順番待ちなど想像以上に時間がかかることが多いからです。例えば「10分くらいワインショップに寄りたいんだよね!」という方には、わたしは「30分は見込んだ方がいいですよ」とアドバイスします。

免税対応店でなくても、結果的に免税にすることは可能

ランスのワインショップからボトルを「送る」場合は、免税価格(付加価値税(TVA)20%免除)でボトルを購入できることが多いと思います(必ず、店に確認してください)。

購入ボトルを「持ち帰る」場合、ワインショップが免税書類の作成に対応しているかはわかりません。

語学的なハードルや、書類手続きの面倒さから、フランスで購入したワインの免税手続を諦めていた方も多かったのですが、最近は便利なアプリも登場しています。

1回のフランス旅行中の買い物の合計金額が100.01€以上なら、アプリを使った免税手続きが可能で、購入金額の13%相当額の払戻しを受けることが可能です。

シャンパーニュやワインを購入すれば100€を超えることは多いと思うので、税金払戻アプリの利用を検討しても良いかもしれません。

店内で勝手に写真を撮らない

ワインショップで写真を撮りたい場合は、店の人に許可を取ってから撮影しましょう。

「店内での撮影NG」としている店もあります。

ワイン検索アプリを使うために、ワインラベルの撮影をしたい人もいるかもしれませんが、気を付けてください。

まとめ

  • ランス市街には、品揃えに強みがある店(小規模に強い、BIOなど)や生産者グループ直営店など、シャンパーニュの販売店といっても各店に異なる特色がある
  • ワインショップで買い物する時は、VISA(ビザ)またはMASTER(マスター)のクレジットカード携行
  • 日本にボトルを「送る」場合は、クロネコヤマト取扱店がおすすめ。
  • 日本にボトルを「持ち帰る」場合は、税金還付アプリ「Wevat」利用を検討する価値あり。

ランスで、シャンパーニュを「買う」だけでなく、ぜひ「飲む」ことも楽しみたいもの。

ワインバーで飲むもよし、生産者のメゾンで飲むもよし、シャンパンの街の旅を全力で楽しんでください。

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